【外壁タイル 着工前】
鉄筋にサビが生じサビの膨張によってコンクリート躯体と仕上げ層が押し上がり、タイル浮きの原因となっていました。

【錆び止め材塗布 状況】
サビ止め塗料を塗ることで鉄筋の表面がしっかり保護されます。
保護されている鉄は酸化しにくくなり、今後、爆裂等の発生に悩まされることも少なくなります。

【自動式低圧樹脂注入 状況】
専用の器具を用いゴムの復元力を利用して、ひび割れ内部にエポキシ樹脂を加圧し注入しております。
低圧注入での補修はひび割れ内に加圧して注入しますので、ひび割れ深層部まで補修を行うことが出来ます。

【ポリマーモルタルセメント充填 状況】
爆裂部をはつり落とし、鉄筋を防錆処理した後に、樹脂モルタルにて補修します。

【塗装状況】
外壁タイルに対応可能な水性高付着シーラー「ニッペ水性パーフェクトシーラー」にて下塗りです。
下塗り後、光沢低下や変色が極めて少ない「ニッペ ファインシリコンフレッシュ」にて仕上げました。

【工事完了】
今回の建物は、駅前と国道沿いの建物であるため車・歩行者の通行が非常に多い場所でした。
タイルが剥落するようなことがあれば、通行人にあたってケガをさせてしまうなどの事故につながることもあり、大変危険です。
外壁タイルのひび割れ等を放っておくと、外壁タイルの剥離や雨漏りにつながるため、気になる症状に気づいたら早めに補修を検討してください。
大切な財産である建物の最適な修繕を提案させて頂き、満足度の高い高品質な工事を低予算で完成させます。